アーロン・ジャッジ選手(ヤンキース外野手)は、2022年に62本のホームランを打ちホームラン王に輝きました。
これによりア・リーグのシーズン最多本塁打記録61本塁打を61年ぶりに塗り替え、131打点とあわせ2冠となっています。
アーロン・ジャッジ選手は、大谷翔平選手との2022年のMVP争いで話題になっていることもあり、日本でも認知度が高まっています。
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今回は、このアーロンジャッジ選手の生い立ちについて紹介したいと思います。
アーロンジャッジ選手の生い立ち(生後すぐに養子に)
生年月日:1992年4月26日生まれ
出身地:アメリカ カリフォルニア州
幼少期
生後の翌日に養子として、パティとウェイン・ジャッジ夫妻(ともに教師)に引き取られました。
養子であることを知ったのはジャッジが10歳の時で、育ての親であるパティとウェインに告げられたのです。
この出来事についてジャッジは「全く構わない。自分を育ててくれた両親は唯一知っている本当の親だ」と語り
大人になってからは「養子であることを告げられたことは、自分にとってはたいした出来事ではなかった」
「育ての母親がいなければ、私はヤンキースの一員になれていなかった」
「育ての母親が私に教えてくれた、良いこと悪いこと、人への接し方、努力の仕方などすべてが私を作り上げてくれた」
と育ててくれた両親への感謝の気持ちとともに語っています。
高校時代
身長201cm・体重128kgというメジャーリーガーの中でもひときわ大きく、恵まれた体格を活かし、野球、アメリカンフットボール、バスケットボールで活躍しました。
スポーツの才能に恵まれ、アメリカンフットボールでは複数の大学から勧誘されるも、一番好きな野球を選びました。
2010年のMLBドラフト31巡目でオークランド・アスレチックスから指名されたが、カリフォルニア州立大学フレズノ校へ進学しました。
プロ入り
2013年のMLBドラフト1巡目でニューヨークヤンキースに指名され契約。
2016年8月13日のデビュー戦で初打席初本ホームランをバックスクリーンに放ちました。
その後もヤンキースでホームランバッターとしてスーパースターになりました。
2017年には、52本の本塁打(リーグ最高)を記録しています。
2022年には冒頭でもお伝えしたとおり、62本のホームランを記録し、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録61本塁打を61年ぶりに塗り替えています。
アーロンジャッジの成績と大谷とのMVP争いの行方
アーロンジャッジのおもな打撃成績です。(赤文字はリーグ最高成績)
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | NYY | 27 | 95 | 84 | 10 | 15 | 2 | 0 | 4 | 9 | 0 | 1 | 42 | .179 | .263 | .345 | .608 |
2017 | 155 | 678 | 542 | 128 | 154 | 24 | 3 | 52 | 127 | 11 | 5 | 208 | .284 | .422 | .627 | 1.049 | |
2018 | 112 | 498 | 413 | 77 | 115 | 22 | 0 | 27 | 76 | 3 | 4 | 152 | .278 | .392 | .528 | .919 | |
2019 | 102 | 447 | 378 | 75 | 103 | 18 | 1 | 27 | 64 | 4 | 3 | 141 | .272 | .381 | .540 | .921 | |
2020 | 28 | 114 | 101 | 23 | 26 | 3 | 0 | 9 | 10 | 0 | 2 | 32 | .257 | .336 | .554 | .891 | |
2021 | 148 | 633 | 550 | 89 | 158 | 24 | 0 | 39 | 75 | 2 | 3 | 158 | .287 | .373 | .544 | .916 | |
2022 | 157 | 696 | 570 | 133 | 177 | 28 | 0 | 62 | 111 | 19 | 6 | 175 | .311 | .425 | .686 | 1.111 |
こうしてみると、2022年度は本塁打だけでなく打点、出塁率、長打率、OPSもトップの成績です。
これに61年ぶりにホームラン記録を塗り替えたとことがプラスされることを考えれば、MVPに非常に近いといえるでしょう。
大谷は2刀流という、ジャッジとはまた次元の違う世界に挑戦しているので、単純にどちらかがすごいとはいえない感じがしますね。
ジャッジの2022年度に放った62本の全ホームラン動画
アーロンジャッジ選手の性格
とても穏やかで優しく、フレンドリーな性格として知られています。
ヤンキースタジアムの外野で、観客席の子供とキャッチボールをする姿がよくみられます。
また、ファンが球場内にゴミを投げたときはやめるように訴えたり、乱闘の時には暴れている選手を取り押さえなだめたりするなど、自分からトラブルを起こすような人物ではない紳士的な人柄がうかがえます。
▼少年とキャッチボールするジャッジ
▼野球少年と触れ合うジャッジ
アーロンジャッジ選手はハーフ?人種は?
アーロンジャッジは白人と黒人のハーフです。
アーロンジャッジ選手の妻は誰?
2021年12月の29歳のときに、高校時代から交際していた「サマンサ・ブラックシーク」さんと結婚しています。
Aaron Judge marries longtime girlfriend Samantha Bracksieck in Hawaii https://t.co/2de1I9gpbH pic.twitter.com/cF3CCziAtm
— New York Post (@nypost) December 12, 2021
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